月別アーカイブ: 2014年2月

岡敏彦のフィットネス・スポーツ留学 体験記(トレーニング研究、スポーツクラブ、大学)

 第10回 国内スポーツクラブにおけるフィットネストレーナー研修

 第9回 日本でフィットネスクラブを立ち上げる JSSハマセン 人材育成について

 第8回 ジョーウィダー氏との出会い、旧ソ連視察/岡敏彦のアメリカ留学 vol.8など

 第7回 アメリカ編「フィットネスクラブのビジネスを学ぶ、日本留学生との出会い」

 第6回 アメリカ編「アスレティックトレーナーの未来を読む、NFL選手の凄さ」

 第5回 アメリカ編「最良の腹筋トレーニングマシン、ランニング」 vol.5

 第4回 アメリカ編「トレーニングマシンの科学を学ぶ、出会い」

 第3回 アメリカ編「アメリカンフットボール選手指導、世界チャンピオン」 1983年

 第2回 アメリカ編「アメフト指導、UCLA、ノーチラスマシン」1983〜84年

 第1回 アメリカ編「UCLA(大学)、ノーチラスマシン」1983〜84年

UCLA、NFL(アメフト)、ノーチラスマシン アメリカ留学編 vol.2

UCLA

大阪のヘルスアンドフィットネスの
岡敏彦です。

今回紹介するのは、アメリカにて
スポーツ選手向けのトレーニング法を
学んでいたときのものです。
※主にストレングストレーニング

上の写真は、数多くのトップアスリートを生み出している
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)
のアスリート専用のトレーニングルームでの風景です。

ここでは、スポーツ選手のパワーの概念を活かした
トレーニングができます。

向かって右側は筋力トレーニングコーチの
ドン・スワボンコーチ
左側はマークコーチ

そして、真ん中は岡敏彦です。   ■1983年8月撮影

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アメリカではNFL(アメリカンフットボール)が
大変な人気で、国技のようなものになっています。
アメリカンフットボールのプロ選手のトレーニング風景です。

アリゾナラングラーズというプロフットボールチーム
パワーラックでのベンチプレスをしています。
重量は150KGです。

私も、UCLAにて
アメリカンフットボールの選手を
指導することになります。

大学時代にアメフトをしていたこともあり
親しみのあるスポーツです。

しかし、本場アメリカの選手は
とにかく身体が大きいです。
いつも選手に見下ろされながら、指導をしていました。

■1984年2月撮影

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筋力トレーニング伝説の
ノーチラス・マシンです。

プルオーバーとラットプルダウンの
コンパウンドになっているマシンです。
広背筋に非常に効果的なマシンでしょう。

※コンパウンドセット
1つの部位に対して2種目のトレーニングをおこなうこと

私の体験記には、
ノーチラスマシンはよく登場します。

その理由は、ノーチラスマシンの
カム軸の理論に代表される
トレーニングマシンの原点があるからです。

さて、紹介したプルオーバーと
ラットプルダウンのコンパウンドマシンです。

マシンのサイズが大きいために
日本には普及しにくいという現実がありました。
本当に素晴らしいマシンです。

■1983年10月撮影

アメリカ留学「UCLA、ノーチラスマシン」1983〜84年/岡敏彦

ノーチラスマシン(プルーオーバー)

大阪のヘルスアンドフィットネス
岡敏彦です。

私は30才前後に何度か
フィットネス&スポーツの研究のために
アメリカ留学しておりました。

何回かに分けて、
現在でも通じるトレーニング法や
トレーニングの原点を振り返りたいと思います。

留学のときには、
当時のトレーニングマシンの研究をしたり
スポーツ選手のトレーニング法を学んだり
と大変有意義な時期を過ごしてました。

上の写真は、ノーチラスというマシンで
上腕三頭筋(腕のウラ)を鍛えるマシンです。
今では見ることができない貴重なマシンです。

このノーチラスというマシンは
アーサーージョーンズという偉人が作りました。

あらゆるメカニズムを解明し、
筋肉に効かせるマシン理論を打ち立て
効果的なマシンを開発。

それがノーチラスのマシンです。
未だにこのマシンを超えられません。
本当に素晴らしいです。 ■1983年10月撮影

 

水圧マシーン

こちらは、
水の負荷を利用した「ブライスター」というマシンです。
日本では見かけません。

日本ではサイズが大きい(場所をとる)
技術の高い指導力が求められることから
日本には入ってきませんでした。

■1984年2月撮影

 

UCLAヘルスクラブ

こちらは、USC(大学)の正門前にある
ヘルスクラブです。
学生を対象にしたマシンが多く置かれています。

大学のヘルスクラブは、
市民にも開放されています。
ですから、利用者は大学生だけではありません。

日本で言えば、
公共の体育館のトレーニングセンターが
似ています。

■1983年7月